アメリカで卵巣がん/卵管がんと向き合う

マサチューセッツ州西部での卵巣がん/卵管がんとの闘病生活を綴る

卵管がんの診断まで②

2021年5月7日


救急では割と早くベットを割り当てられて、点滴を入れられた。
点滴なんて、18年前の息子を出産した時以来。簡単だとは言え、これから虫垂炎の手術だ~(と思い込んで)かなり不安いっぱい😱


ここからは結構待ち時間が長く、CTスキャンをするからと、造影剤?なるものを飲むように言われる。渡されたボトルに入った飲み物は、なんとも言えない不思議な味。一応、カフェオレ系の味になっていて、不味くて飲めない、ということは無いものの、「もう1本お代わり!」とは言えない。
飲み終わったころに優しい看護婦さんが入って来て、「味、どうだった? 悪くなかったでしょう~? これ、新しく入れたばっかりで、割と評判いいのよ~」と誇らしげ😅


1時間半ほどたって、CTスキャンを取るために、ベットの上に乗せられたまま、そのままガラガラと運ばれていく。これ、産まれて初めての経験。


そして初めてのCTスキャン。後半の方で、「これから骨盤部分に薬を入れるので、おもらししてるような感覚になるけど、心配しないでね~」と説明を受ける。
実際は、飲み過ぎてフラフラになった時のような感覚になって、頭がクラクラした。骨盤に入れた薬でなぜ頭?


暫くして、CTスキャンの結果を知らせに、Physician Assistant (医師のアシスタント)が入ってきた。 そして、


「盲腸は全然問題ありませんでしたよ。でも、両方の卵巣にかなり大きな腫瘍がみつかりました。恐らく癌でしょう。産婦人科の腫瘍専門医にすぐに診てもらってください」


は❓


夫と共に、もう一度


は❓


・・・意味を把握するまで、本当に2~3分かかった。そして


私:「恐らく癌、って、どれくらいの確率で癌だと思いますか?」
アシスタント:「ほぼ癌でしょうね」


両方の卵巣にある腫瘍がグレープフルーツ程度の大きさとのことで、捻じれて破裂してしまったら癌のステージが進むので、出来るだけ安静にして、すぐに専門家に診てもらうようにと念を押されて救急をあとにした。


今朝触って感じたのはこのグレープフルーツだったのか…。

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