アメリカで卵巣がん/卵管がんと向き合う

マサチューセッツ州西部での卵巣がん/卵管がんとの闘病生活を綴る

ポート埋め込み手術

2021年 6月24日


抗がん剤治療開始の前日、ポートの埋め込み。数人のポート埋め込み経験者に話を聞くと、全員1週間前に入れてもらったと。
何故私のは前日まで入れないのか、と看護婦さんに聞いてみた所、
『ポートを入れて、次の日にすぐアクセスできるように針を入れたままにしておくから』
とのこと😕


全摘出手術の時と同様、今回も夫とは受付でバイバイ👋かと思いきや、準備室まで付き添い可能だと。日によってころころと変わるんだなぁ。
長い、長い、迷路のような病院の廊下をひたすら歩いて準備室へ。
前日までポート埋め込みが不安であまり眠れていなかったけど、体調は良く、長い廊下もっ問題なく歩けた。


点滴は最初から右の内腕へお願いした。ただ、看護婦さんが新米さんだったようで、今まで肘の内側を使って一番痛いI点滴だった…☹☹


今回は完全に麻酔が効くわけではないらしく、準備はただ点滴を入れるだけ。
準備が整ってから、結構待たされたけど、静かな準備室で、夫が傍に居てくれて、ベットで寝ながら待つのは楽勝。ただ、術中に意識がある、ってのが不安でしょうがない。


準備室から手術室への移動はまたもやベットごとガラガラと移動。
手術室に着くと、執刀医と思われる、どうも不機嫌そうなおじいさんが、不機嫌そうに淡々と簡単に手術の説明をしてくる。


私:『術中も意識があると聞いたんですが、痛みを感じるんですかね?』
不機嫌医師:『痛くないわけないでしょう』


はぁ~😱😡


そりゃあそうだろうけど、言い方ってものがあるでしょうに💢 不安が更につのる。


手術室に入ってからは、若い看護婦さんたちが音楽を聴きながら、和気あいあいと準備をしていた。看護婦さんに、音楽のリクエストはあるか?と聞かれたけど、いまだにアメリカの音楽は良くわからないので、おまかせで。
その後も、いっぱい話しかけてくれて、かなり緊張が和らぐ。


優しい看護婦さんに、意識があるのが怖いこと、痛みが心配な事を雑談の中で話すと、

『少し多めにリラックスする薬を入れてあげましょうね~』💕

お陰で針が入って痛かったのは覚えているけれど、その後は寝てしまったみたいで、殆ど覚えていない。

最後の方は目が覚めて、ちょっと痛かったけど、我慢できない程ではなかった。その後結構すぐ終わった。

夫の待っている準備室に戻り、様子見で2時間はそのまま待機。まだ痛み止めが効いているようで、病院にいる間痛みは無かった。


が、家に着いて、軽く食事をした後、痛みが出てきた😢
段々と痛みが強くなって、軽い吐き気も出てきた。痛くないと聞いていたから、かなり気持ち的に油断していたのかも。
タイラノールを強めに取って横になった。動かないでいると、少し痛みが楽になる。でも痛み止めが切れるとまた吐き気を伴う強い痛み。なんだかおかしいと感じるが、明日は1回目の抗がん剤投薬の日なので、取り合えず痛み止めでしのぐとする。ベットの上り下りも痛い。まるで手術後のよう。

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